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矢切の渡しは、1616年以来、地元民専用に耕作・日用品購入などの運搬のために利用されていました。江戸時代初期から徳川幕府が設けた利根川水系河川15ヶ所の渡し場のうちのひとつです。利根川水系で残っているのはここだけとなってしまいました。
ヒバリやユリカモメの声が美しいと「日本音風景100選」に選ばれています。船着き場は、人がいないと見逃してしまうほど、ひっそりとしていますが、季節にはたくさんの人で賑わっています。
この渡しが全国的に有名になったのは、明治時代に入り、伊藤左千夫の小説『野菊の墓』によって。現在川向こうの千葉
県松戸市矢切側にこの小説の文学碑が建立されています。 このほか、1982年には歌謡曲『矢切の渡し』の大ヒットにより、再び脚光を浴びることになりました。 |
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